リフォームのすすめ②
二世帯同居を上手にするコツ
二世帯一緒に住もうと考えた方は、まず、お互いの家族の意見交換を充分に行うことです。
当たり前の話ですが、実際にこの意見交換が不十分なことが多く見られます。住宅を改装して、住むことになったあとでやっぱりやめたでは済みません。家にそれなりの投資をするのですから。食事をどうするかとか玄関はどうするかといったことはもちろん、洗濯機は一緒か別か、郵便は一緒か別か、お互いのプライバシーはなんてことも腹を割って話すことが必要です。改修資金や家計の分担も考えておくべきでしょう。
話し合いがスムーズに進まなかったら暮らす上ではもっと大変かもしれません。嫁と姑、嫁と舅、婿とその両親。お互いの意見を尊重することが上手にするコツです。
こんな風にしたいという意見がまとまったら、二世帯住宅の方法はいろいろな種類があります。
ここではリフォームを前提にした計画ですが、内容によっては建替えた方がいい場合も出てきます。
二世帯住宅のポイントを書き出しておきます。
・玄関は一緒でいいか。帰宅時間により使い方が変わります。 ・台所、食堂は一緒でいいか。年齢により食べ物の好みは違います。 ・居間は一緒でいいか。TV、くつろぎ方は人によりさまざまです。 ・トイレの配置はどうするか。年輩の方に寝室の近くにはトイレがあった方が便利です。 ・浴室は2つ欲しいか。風呂の利用時間、順番のルールを作りましょう。 ・洗濯は一緒でいいか。洗濯機2台になるとそれだけのスペースが要ります。 ・冷蔵庫は一緒でいいか。冷蔵庫2台になるとそれだけのスペースが要ります。 ・収納は足りるか。2世帯分の荷物はたくさんあります。 ・家族の音も雑音になります。子供がいると特に気にしましょう。